こども未来ソウゾウコンテスト 全チーム製作物のお披露目
夢卵実行委員のYuです。
前回紹介した製作過程インタビューからはや1か月・・・苦労を重ね作り上げた作品はどのように仕上がったのでしょうか?
(前回の記事はこちら ⇒ <A&B><C&D><E&F>)
会場で現物に触れる前に、少し予習していきましょう。
Aチーム ふわふわ自動車
◆作品の概要
ドライビングシミュレータで虹の世界を再現し、街の中や空に浮かぶ道の上を、ぶつかっても壊れない「ふわふわ自動車」を走らせることができます。落ちているアイテムを集めると何かが起こるかも?
◆作品への想い
アイデア考案者の『交通事故で悲しい思いをする人を減らしたい』という気持ちと、人に環境にやさしく、笑顔あふれる世界観を表現しました。色づかいやふわふわの車体の素材もポイントです。
Bチーム レインボーバブルカー
◆作品の概要
動かしたい方向にハンドルを動かすと、信号が送信され、バブルの形状の車両を遠隔操作することができます。環境にいいこと(=ゴミ拾い)ができるとLEDが点灯し、車体を虹色に美しく彩ります。
◆メッセージ
発案者のアイデアを可能な限り実現させ、夢卵の会場に来場した子供たちに、実際に触ることができる作品を作り上げました。ハンドル操作で遅延なく滑らかに動く車両を、実際に操作して、楽しんでください。
Cチーム みんなにやさしい未来の車
◆作品の概要
ソーラー発電で送風機を回し、風力を使って空を飛ぶ、エコ・安全に配慮された未来の車です。リモコンによるモーター操作でワイヤ固定された車両を動かし、箱庭の中で空中浮遊させることができます。
◆メッセージ
空を飛ぶ車というコンセプトを、ドローンを用いずに、社内初採用のワイヤ駆動システムで実現しました。想像の中だけではなく、近い未来に現実になる、そんな作品をぜひ体験しに来てください。
Dチーム たためる電機自動車
◆作品の概要
折りたたんで運べる車です。ボディからタイヤまで折りたためるので、コンパクトに収納できます。3Dプリンタで製作したシートにも注目です!
◆作品への想い
この作品は、ソフトや電気等でごまかせないので、モノづくりの原点である「形を造り込む」ことを徹底的にこだわりました。走行時と収納時のサイズの違いや、どうやって折りたたむのかを、観察して楽しんでください。
Eチーム 動力 人間 未来
◆作品の概要
発電床をしいたトランポリンの上でピョンピョン跳ねる力を利用して発電し、そのエネルギーで列車を動かします。発電量はモニタのふたばマークで確認でき、3Dプリンタで製作した造形の木がぴかぴか光ります。
◆メッセージ
発案者が思い描いた「人々の活動エネルギーで乗り物が動くエコな世界」を表現しました。モニタで表現するバーチャルなエコ社会と、発電したエネルギーで模型が動く、リアルな世界の融合を見に来てください。
Fチーム ブランコでGOカート
◆作品の概要
ゲームコントローラーでブランコを操作し、全方向に動かせるホイールで自由自在に動かします。ギヤBOXを搭載し、少しの揺れも感知して増幅させて、発電・蓄電し、その電力で自走します。
◆作品への想い
駆動部、電気部、プログラミングの各担当者が頭をひねりながら、アイデアを忠実に再現するために協力して製作に挑みました。バッテリーや部品を天井部に設置し、コンパクトさを実現させたところも見どころです。
以上、6チームの製作物のご紹介ですが、いかがだったでしょうか?
インタビューしてみて、こどもたちの素晴らしいアイデアを、いかにかっこいいイメージを壊さずに具体化するかという難題に、デンソー社員は一番苦労していた印象を受けました。
今回こどもたちだけでなく大人たちにも、アイデアを形にするのはいかに大変かを改めて感じていただき、作品に触れた皆様で、自動車の未来を一緒に考える機会になるととても嬉しいです。
今日紹介した、AチームからFチーム6つの製作物は、当日会場で見て・触れて・体験することができます。
ぜひ会場に足を運び、作品を応援してください。皆様のご来場をお待ちしております。
この記事はYuが投稿しました。