デザインはそのままに
🎅メリークリスマス🎄夢卵実行委員 情宣Gr.のKozuKenと申します! 少しでもアイディア出しのヒントになればと、投稿いたします。
今日の“アイデアの種”では、道具のデザインに先入観がある中でデザインをそのままにして機能性を向上することについてお話したいと思います。
道具のデザインには先入観があると思います。たとえば、カメラ、楽器、エアコン、車などなど、、100人に質問すると、90%近くの人が同様のデザインを思い浮かべると思います。全然デザイン違うよ!とおっしゃる人もいると思いますが、大きな枠組みでのデザインとして見ると、外観は似たり寄ったりになると思います (少し無理やり感ありますが…(笑))
今回は数ある道具の中でもピアノについてお話したいと思います。
ピアノの原型はなんと1650年代に作られたんです。現代までデザインが変っていないのはピアノのデザインが完成されているからですよね!
ピアノが楽器の王様であると皆さまご存じですよね。学校、友達の家とかでもよく見かけましたよね! しかし、電子ピアノについてはあまり知らない人もいると思います。皆さんがイメージする電子ピアノは
アコースティックピアノの劣化・廉価版でしょ?
と思う人もいると思いますが、そんなことはありませんよ! 最近の電子ピアノは昔のものに比べだいぶ進化してかなりアコースティックピアノに近づいてきてるんです!
電子ピアノについて色々お伝えしたいですが、今回はデザイン、スピーカに注目してみたいと思います。
よくある電子ピアノは下側にスピーカーが付いていました。 そのため、
・臨場感がない(下から音が上がってくる感じ)
・騒音の問題(耳から遠いからボリューム上げがち)
・練習の質がイマイチ(本物と音の聞こえ方が違いずれが生じる)
となっていましたが、それを解決したのがピアノの前面にスリットを入れてスピーカーを内蔵するという方法です。
これの面白いところは
・ピアノの完成されたデザインを残していること
・臨場感がでて本物のピアノの音の聞こえ方に近いということ
・スリットにすることによって指向性がでて周りに音が拡散しにくいということ
という点です。
このように、今まである美しいデザインをそのままにして、デザイン性と機能性の両方を持ち合わせた価値、アイディアを生み出すことができるとうれしいですね!
何かのヒントになれば幸いです!