こどもミライ絵プロジェクト:未来のエコカーへの一歩(取材編) 

はじめに

こんにちは 情宣グループ † MasAshI† です。お久しぶりです。

今回は小学生の子供が書いたアイデアをデンソー制作Grメンバーの技術で具現化する企画「こども未来絵コンテスト」の第一弾 取材編について皆様にお伝えします。 

音楽と科学の融合:未来のエコカーへの一歩 

取材した双葉小学校の4年生 Yさんは、音楽が大好きで、好奇心と探求心にあふれています。エレクトーンの練習に毎日2、3時間を費やし、コンクールでの演奏を目指しています。また、環境問題や社会問題にも関心が高く、子供新聞を読んで気になった記事をスクラップし、ノートにまとめるなど勉強熱心です。 

彼が描いた絵のテーマは、音波をエネルギーに変換し、それを蓄電して走る電気自動車です。家でのエレクトーン演奏も蓄電池に貯められ、車内でラジオや音楽が流れるたびに充電されるという、革新的なアイデアです。 

こめられた想い

このアイデアを思いついた背景には、子供新聞で読んだガソリン車のCO2排出による温室効果への問題意識があります。環境に優しいとされる電気自動車(EV)も充電に時間がかかり、使い切るとなくなってしまうため、彼は環境にやさしく無くならない新しい資源を探していました。今回、新しい資源として音を選んだきっかけはエレクトーンを習っていること。そして、名古屋市科学館で見た音波の振動で物が動く展示から、音波にもエネルギーがあり、新しい資源になる可能性があると考えたからだそうです。 

論理的で詳細に詰められた内容に驚かされました。ただの騒音ではなく、自分の好きな音楽を車のエネルギーに変えたいというこだわりは、自分の好きなことを追求する情熱を感じさせます。私も仕事にこのような熱量を持ちたいと感じました。 

この素晴らしい構想を現実のものとするために、制作Gにて彼らの夢を形にしていきます。音楽と科学が融合した未来のエコカーを、夢卵会場にてぜひご覧ください。