「こども未来ソウゾウコンテスト」 ~製作過程インタビュー第2回 Cチーム&Dチーム~

こんにちは!
夢卵2022 Web配信チームのYuです。
夢卵本番までいよいよあと1か月ですね!

今回は、こどもたちのイラストを紹介<→リンク>、Aチーム&Bチームの製作現場のインタビュー記事<リンク>に引き続き、CチームとDチームの製作現場をご紹介します。

Cチーム みんなにやさしい未来の車

                石川 茉歩さん(東刈谷小学校)によるイラスト

Cチーム製作リーダーの、先進モノづくり創出部の永谷さんにお話を伺いました。

Q:製作チームのメンバーについて教えて下さい。
A:図面のない、ゼロベースからの開発品製作に長年関わっているので、豊富な知識をもとにした製品開発を行うことができます。また、若いメンバーが集まっているためか、「まずはやってみよう!大胆に行動しよう!」、といったチャレンジ精神を持っています。

        チームメンバー:左から順に西村さん、服部さん、永谷さん

Q:製作でこだわっているポイント、表現したいポイントがあれば教えてください。
A:いただいたアイデアの中に、「ファンの力で空を飛ぶ」「磁石の反発力で衝突回避」など具体的な内容が含まれていますが、アイデアを活かしながら、実物にどう盛り込んでいくかを考えるのが、面白いと感じました。今回は安全上、アイデア通りに空を飛ばすことが出来ませんが、メンバー全員で頭をひねり、ワイヤでコックピットを吊るす方法で、空を飛んでいる状態を再現しようと試みています。全く初めての試みで、形にしたとき想定通りに動くか不安もありますが、精一杯頑張ります。

            部品の一部:左から操作コントローラ、空飛ぶ車の模型、駆動モータ

Q:この金属のかたまりのようなものは何でしょうか?
A:「車を発泡スチロールで軽くしたい」という素材に視点を置いたアイデアも含まれていたので、実際の自動車で採用されている素材やセンサ等を触れられる形で展示し、夢物語ではなく数歩先には現実になる感じを演出できたら良いかと思っています。

Q:この金属のかたまりのようなものは何でしょうか?
A:「車を発泡スチロールで軽くしたい」という素材に視点を置いたアイデアも含まれていたので、実際の自動車で採用されている素材やセンサ等を触れられる形で展示し、夢物語ではなく数歩先には現実になる感じを演出できたら良いかと思っています。

        左から、ステンレス、アルミニウム、カーボン入り樹脂

Q:最後に、アイデアを考えてくれた全てのこどもたちへメッセージをお願いします。
A:今回は、惜しくも採用されなかったこども達の絵も見せていただきました。アイデアとしては独創的なものや、目を見張るものも多かったです。このアイデアを大切に温めて、いずれ自分の手で実現できるような、そんな将来を描いてもらいたいと感じました。
あと1か月で本番なので、是非会場に見に来ていただけると嬉しいです。

Dチーム たためる電機自動車

                明道 由芽さん(小高原小学校)によるイラスト

Dチームリーダーの、先進モノづくり創出部の鈴木さんにお話を伺いました。

Q:今回、夢卵の企画に参加された経緯は何ですか?
A:こどもが好きで、こどもの夢の実現に少しでも協力したいと思い参加しました。

        チームメンバー:左から順に天野さん、鈴木さん、奥村さん

Q:製作でこだわっているポイント、表現したいポイントがあれば教えてください。
A:折りたためる自動車ということで、折りたたむときのギミックにはこだわっています。それだけではなく、走行中ももちろんきれいな形を保てるように工夫しています。現在は、樹脂や金属で模型を作成し、折りたたまれたときにコンパクトに収まるように、確認しながら製作を進めています。なんと、タイヤも折りたたむ予定なので乞うご期待です!

     (左)試作中の座席と折りたたんだタイヤ (右)走行中と折りたたんだときの形(図面データ)

Q:最後に、このアイデア発案者の方へメッセージをお願いします。
A:発案者の方が完成を楽しみにしてくれているので、少しでも喜んでもらえるようなモノを制作していきたいと思ってます。本番も楽しみにしていてください!将来の自動車社会は、無人の車両が自動運転で路面を走行し、運転免許証は不要になるかもしれません。でも、車という乗りものは単なる移動手段ではなく、毎日の生活の中にわくわく感を与えてくれる存在でもあります。皆さんの柔軟な発想力で、未来の素敵な自動車社会を創造してください。

どんどん製作が進んでいる様子が伝わってきましたね。どのチームも、こどもたちのアイデアをうまく製作に織り込んでいましたね。
今日は、夢卵2022の目玉イベントの一つである「こども未来ソウゾウコンテスト」のCチーム&Dチームの取材を行いました!
次回は、EチームとFチームです。お楽しみに!

この記事はYuが投稿しました。