おうちでできる”ものづくり”

集合写真の9割は目をつぶっているKeiです。こんにちは。
前回(3/26)の記事で私たちデジタルチームの紹介がされまして、気恥ずかしい気持ちもありますが、
皆さんに身近に感じてもらえればうれしいです。

さて、本日はおうちでできるものづくりがテーマです。
なかなか外出しづらい時期ではありますが、ここは夢卵らしく、お家でできるものづくりとして、UVレジンを紹介したいと思います。


準備

UVレジンとは、紫外線を当てることで固まる特性を持つ樹脂です。
(エポキシレジンというのもありますが、2つの液体を混ぜて固めるので、UVレジンの方がお手軽かと思います。)

レジンの中にビーズやラメなどのパーツを埋め込んで、キラキラしたアクセサリーを作ることができます。
さっそく100均で材料を揃えて作ってみました。

◆材料
 ・UVレジン
 ・型枠
 ・パーツ(レジンの中に埋め込むもの)
  ⇒ラメやビーズなどなんでもOKです。ネイル用のシール素材や押し花も便利で綺麗です。

右下のシリコン型は結局使いませんでした。
それぞれ全部100円です。

◆用意する道具
 ・爪楊枝
 ・マスキングテープ
 ・平らな台

◆あると便利なもの
 ・UVライト
  ⇒私が使ったUVレジンは、太陽光や蛍光灯でも固まるものなので、ライトはなくてもOK!
   ただ時間がかかるので、効率的に作りたい場合はあったほうが便利です。

作業1:型枠に土台を作成

私が使った型枠は底のない空き枠、ですので底になる土台が必要です。
マスキングテープを貼って土台を作ります。

幅が足りなかったので2枚重ねで。段差になりそう…。

マスキングテープじゃなくてもいいのですが、貼るだけでいいという底の作りやすさと最後のはがしやすさから、おすすめです。
台紙のように土台も一緒にレジンに埋め込むなら、そこに絵を描いておくと作品の幅が広がります。

不器用な私はマスキングテープでトライです。

作業2:レジンを少しだけ入れる

土台も一緒に埋め込む方はこの工程は飛ばしてもらってOKです。
私と同じように、マスキングテープなどの最後に底をはがす場合は、先に少しレジンを入れておかないとパーツが裏から出てきて”痛っ!””ってなります。

レジン入れました

グラデーションぽくしたかったので、レジンを2色買いました。上がディープブルー、下がクリアです。
イメージ的にははちみつよりももう少し固めな感じです。
入れたレジンを爪楊枝で伸ばして広げます。

広げました

この時に気泡が入ってしまったら、爪楊枝でつぶしてください。

作業3:パーツを入れる

では、パーツを入れていきましょう。

この時も爪楊枝が大活躍です。微調整は爪楊枝ですればよいので、気負わず入れていきましょう。
パーツを入れた後、太陽光に当てて軽く固めます。
私は固める前に追加でレジンを入れてしまったので、待ち時間がめっちゃ長くなってしまいました。
(曇りの日で約一時間くらい)

青い部分にラメを、左下に土星のパーツを入れました。
追加でレジンを入れたので、青色が濃くなってます。
追加でうっすら黄色がかったビーズを投入。
いったん右下のクリアベースのところに入れましたが、あまりに映えなくてディープブルー部分に爪楊枝で置きなおしました。
この写真にも1個だけビーズがクリアベースのところに残っているんですが、わかりますかね…?

ビーズは一度右下のクリアベースのところに入れましたが、あまりにも目立たなかったのでブルーの部分に位置変更しました。
ビーズの周りの青色が薄いのは、ビーズにクリアベースのレジンが残ってたからです。
気にしない気にしない。

2色のレジンの境目を爪楊枝でぐるぐると軽くかきまぜることで、上の写真のようにグラデーションっぽくできました。

作業4:固める

太陽光に当てて固めていきます。
前述のとおり、UVライトを使うと効率的です。10倍くらい早く固まります。
蛍光灯でも固まるそうですが、実際にやってみた感じでいうと、曇りの日でも太陽光の方が早いように感じました。

レジンの種類によっても固まりやすさに差があります。
私が買ったレジンの硬化時間は、晴天時:約5~30分だそうですが、曇天でも1時間後にはちゃんとカッチカチに固まってました。

待ち時間にもう一つ作ってても良いかと思います。

作業5:レジンとパーツを追加する

ある程度固まってきたら、レジンとパーツを追加します。

後は固めるだけ

写真だとわかりにくいですが、先に固めたパーツと後から入れたパーツで高さに差が出るので、奥行きが出て綺麗です。
それと、もう少しパーツ少ないほうがメリハリが出てよかったなーと思います。笑

完成!

再び太陽光で固めて、マスキングテープを外して完成です!

固まる前より青が濃くなりました。
硬化することで確かに色が少し濃くなりますが、この写真の差は、光と背景という写真の撮り方の問題です。(うまく合わせられずすみません…。)


作業自体は簡単なので、お子様と一緒になんてどうでしょうか?
ただし、小さいパーツやレジンなど、目や口に入ると危ないものもありますので、十分にご注意くださいね。