2022年11月26日、27日の2日間、デンソー本社で開催されたアイデアコンテスト「デンソー夢卵2022」当日のハイライトを紹介します!
まずは1日目の様子からご覧ください。
2020年はコロナウイルス感染症の流行により残念ながら中止となり、2018年以来4年ぶりの開催となりました。
夢卵2022のスローガンは「みんなでミライをソウゾウしよう」です!
ソウゾウという言葉には「想像(imagine)」と「創造(create)」という二つの意味を込めています。
防疫を目的として、各ゲートに設けたテントの中では、入口で配布したリストバンドに記載した
QRコードを読ませ、入場したゲストの人数をカウントするシステムを導入しています。
マスコットキャラクターの「むーちゃん」と「らんちゃん」がお出迎えしてくれました。
子供たちに大人気で、写真を撮影するのに行列が出来ていました。
まずはメイン会場となるイベントホールに移動しました。
コンテスト会場の中心部とあって、たくさんの来場者が集まっていました!
コロナウイルス感染症対策のため、今年初めて設置されたオンライン会場にも、
リアル会場と同じようにたくさんの方がアクセスしてくださいました。
リアル会場では、イベントステージの様子がリアルタイムで配信されるほか、
コンテスト作品や出展者の想い・メッセージなども配信されました。
もちろんコンテストの投票もできるようになっています。
イベントステージでは、実行委員長の片渕さんによる開会宣言と共にイベントが始まりました!
従来のアイデアコンテストは「社員が考えた面白いアイデア作品」約50点を展示し、
来場者の投票によってグランプリが決まる仕組みでしたが、
今回のアイデアコンテストは、新しい試みとして、以下の3部門を設け、
テーマに沿った作品を創作し、各チームが競い合いました。
■こども未来ソウゾウコンテスト
デンソーが本社を構える刈谷市や、世界の子供たちから募集した、800点を超える
「未来のモビリティ」の絵から、夢・創造性・環境配慮などの観点より選ばれた6作品を、
デンソーの技術と技能で具現化しました。
■ソフトウェアアイデアコンテスト 挑戦者コース
ソフトウェア開発の初心者の社員、約200名がエントリーし、事前にプログラミング基礎講座を受講。
チームに分かれプログラミングを楽しみながらも、自らのアイデアをもとに真剣にゲームやアプリの製作に取り組みました。
プログラミング初心者が、社内外の教育カリキュラムを通して学んだスキルを駆使して、
自らのアイデアをもとに生みだしたビデオゲームやアプリなど10作品を展示しました。
■ソフトウェアアイデアコンテスト 熟練者者コース
プログラミングのプロフェッショナルがチームを組み、デンソーが保有する製品を、
新しい価値あるものへと進化させるコンテストです。
今では世界的に普及したQRコードや、先進安全システムに搭載されるLiDAR※などが、
社員のユニークなアイデアによって、VRゲームやコミュニケーションツールに生まれ変わりました。
※レーザー光を用いて空間を把握する技術
お気に入りの作品に投票をしてもらうことで、獲得票数からグランプリが決まります。
メインホールから場所を移して、デンソー技術会展示エリアを観てみましょう。
デンソーは技術会という有志団体をもち、このデンソー夢卵も技術会が主催です。
技術そのものや自然科学の愛好家たちが集う部活動(10部)や、
前衛的なモノづくり団体DMC(DEES Maker College)がこのエリアの主役です。
DMCの3Dプリンタによるデモンストレーション、
世界最速のマイクロマウス(迷路のなかを素早くゴールするロボット競技)、
そしてVRになった黒ひげ危機一発(blackbeard Crisis)などが展示されていました。
少し奥へ進むと、各ブースに分かれて部活動の紹介が展示されていました。
飛行のロマン、バーチャルな世界、五感、脳科学、芸術、天文宇宙の神秘など、
興味を持ったら何でもやってみる部活などが集約しています。
日頃の活動の成果が展示され、来場者たちと活発にコミュニケーションしていました。
外に出てみると美味しそうなニオイがします。ちょうどランチの時間です。
なんと会社構内にたくさんのキッチンカーが集結!
コンテストや展示を楽しんだあとの、憩いの場として賑わっていました。
キッチンカーと喫食スペースを抜けると、ウエストパークという広場があります。
ここでは子供たちが、QRコードスキャナーを持って何やら探索をしていました。
これはRFID※の読み取り端末を利用した、宝探しゲームをしているようです。
※RFID:Radio Frequency IDentification
無人レジや図書館で使われる非接触でデータを読み書きする技術です。
端末をレーダーのように使って、隠されたお宝を探索しています。
デンソーグループではこのRFID技術も扱っています。
午後からは、QuizKnock※のステージショーがイベントホールで開催されました。
※QuizKnock:クイズ王 伊沢拓司率いる東大発の知識集団
感染対策の規定により、事前登録と当日応募の抽選に選ばれた方のみの参加となりましたが、
デンソーの社会的役割や技術についてのクイズやワークショップを通じて、これからの世界を
一緒に考える機会を、QuizKnockの伊沢さん、須貝さんが小学生たちに与えてくれました!
ステージショーのあとも、多くの人に沢山のコンテンツを楽しんでもらえた1日でした。
オンライン会場は23年3月まで公開予定ですので、夢卵を知りたい方は是非遊びにきてくださいね。(⇒Link)
次回、パート②では開催2日目の様子をお伝えします。
2日目の様子はこちらからどうぞ