【2024実行委員インタビュー】ソフトチャレンジコンテスト
こんにちは! 夢卵実行委員会 情宣グループのKAIです!
いよいよ夢卵当日が近づいて参りました。
デンソー夢卵2024では当日に向けて様々なプロジェクトが進行していますが、
今回はその一つである「ソフトチャレンジコンテスト」について、
夢卵実行委員としてプロジェクトを牽引する深田さんと市東さんのお二人にお話を伺いました!
深田 さん
総括グループ サブリーダー
ソフトチャレンジコンテストの構想を練り、事務局としてプロジェクトを牽引。
市東 さん
デジタル企画グループ ソフトチャレンジ企画リーダー
業務で培ったデジタル知識を活かし、技術面でプロジェクトの運営をサポート。
Q:ソフトチャレンジコンテストとはズバリ、何でしょうか?
深田さん:
「アプリやゲームを作ってみたいけど、プログラミングができない・・・」
そんな悩みを抱えるデンソー社員が、自らの殻を破ってソフトを生み出すコンテストイベントです。
ゲーム開発などの実践を通して、ソフトウェアの技術習得にチャレンジする場です。
市東さん:
簡単に言うと、プログラミングで何か一つ物を作ってもらう、初心者向けの学習機会ですね。
参加者同士が知識を共有し合う研鑽会もあり、それを通じてスキルアップを図ることもできます。
Q:どういった経緯で始まったのでしょうか?
深田さん:
前回のデンソー夢卵(2022)では、コロナ禍の影響から従来のハードウェアを中心としたアイデアコンテストを実施するのが難しくなっていました。
でも、ソフトウェアならPCがあればできるので、規模を縮小してソフトウェア中心のコンテストを開催することになりました。
市東さん:
それに会社がソフトに力を入れ始めていた、という背景もありましたね。
前回は熟練者コースと初心者コースの2部門を設けて、経験者はもちろん、初心者も安心して挑戦できるようにしました。
Q:2回目の開催ということですが、前回のコンテストからの変化点はありますか?
深田さん:
参加資格として、前回は日本の社員に限定していましたが、今回は対象をグローバル社員全員へと拡大しました。
そして、熟練者コースを従来のアイデアコンテスト(ハード・ソフトを問わない部門)へ統合し、挑戦者コースのみを残し「ソフトウェアチャレンジコンテスト」として開催しています。
市東さん:
前回の参加者のフィードバックで、初心者向けにもう少しフォローする機会があってもよいのでは、といった声を頂き、今回は教育にかなり力を入れました。
プログラミング言語の教育は子供向けのScratchと、業務でも使われることがあるJavaScriptの2つを用意しており、特に後者は教本とチュートリアルを新たに作成し、計4回のオンライン教育も実施しています。
また、参加者のみのチャットルームや研鑽会の場をつくり、コンテストとして競い合うだけでなく、デンソーの仲間と知識を共有し合うことで、よりスキルアップが図れるようにしました。
Q:ソフトのお題はなんでしょう?
深田さん:
ゲームやアプリなど、なんでもですね。
来場者に子供が多いので、大人も子供も楽しめるものを作ってもらっています。
市東さん:
企画段階では業務に役立つソフトに絞ってはどうか、という意見もあったのですが、私自身が子供のころに夢卵に参加した際の経験から、実際に遊んで楽しめるもののほうが興味を持ってもらいやすいと考え、こうなりました。
それに、業務に使えるソフトだと達成すべき機能・目的が明確で、100点(ゴール)か決まっていますが、ゲームのように100点が決まっていないほうが参加者もより高みを目指して競い合えると思っています。
当日の展示では来場者による人気投票だけでなく、専門家による審査もありますが、技術は採点対象とせず、楽しさ・面白さなどといった創造性を主な評価項目としています。
Q:夢卵当日の展示について教えてください。
深田さん:
当日の会場では本選に勝ち上がったソフトを実際に体験し、投票いただきます。
市東さん:
そこでは、体験スペースでソフトの開発者に会えるので、遊び方のコツや開発の裏話などを聞くことができます。
深田さん:
なお、会場に来れない方もオンライン会場で、夢卵当日に本選のソフトを体験・投票できます。
また、惜しくも本選進出を逃してしまった作品についても、夢卵当日に先駆けて、オンラインで展示する予定です。
Q:最後に、記事を見てくださっている方にひとこと、お願いします。
深田さん:
この記事をご覧くださっている皆さん、ありがとうございます!
参加者・事務局ともに、プライベートや業務で忙しい中、時間を創出し、夢卵イベントのために作品を創り上げ、体験出来る環境を構築してきました。
ぜひ、オンライン会場、出来ればリアル会場で体験して頂けると嬉しく思います!
市東さん:
ソフトウェアスキル初心者のデンソー・デンソーグループ社員が短期間でソフトウェアスキルを学び、自ら創造したアイデア作品を、ぜひ、体験し楽しんで頂きたいです。
そして「初心者でもここまでできるんだ!」ということを体感し、プログラミングにチャレンジするきっかけにしていただけると嬉しいです。
深田さん、市東さん、ありがとうございました。
今回のインタビューを通じて、ソフトチャレンジコンテストに対するお二人の実行委員としての熱意が伝わってきました。
実行委員会と参加者が全力で作り上げたプロジェクトの成果を、ぜひ夢卵会場にて体験してみませんか?